KR Trialから見るソンブラ入りGoatsの強さ
Dvaがナーフされたことでその代替案としてまっさきに出たのがソンブラだ。EMPが強いからとかハックしたらシャッター決めやすいとか、みんななんとなく強いのは分かってたけど実際どうして使われるのかを試合をみながら考えていこう。
まずこの話をする前に、ルシオやゼニのアルティメットは敵が使うのと同タイミングで使うよりも、遅れてつかった方が有利だということをおさえておこう。
(全員が生きている場合に限り)
WGS ARMAMENT vs BM HAWK in Illios Ruins
初動、WGSはトレソンにもかかわらず飛ぶことはせずソンブラは正面から撃つだけ。結果先に仕掛けられて初動はBMの勝ち。ここまでは予想通りダイブに対してDoatsはほぼカウンターといえるほど強いのでBMのジャンケン勝ち。
(おそらくWGSがピックチェンジに行かなかったのはEMPをためて当たれば行けるという判断だったと思われる。)
重要なのは次のウェーブだ。
https://www.twitch.tv/videos/373243490?t=00h32m06s
WGSのソンブラは一見何も考えずEMPを前線で使い、当然カウンターとしてBMのゼニは光彩を使う。ここから続くウルト交換がカギとなる。
WGSは遅れて光彩を使い、それに返す形でBMはサウンドバリアを使う。
その後BMはグラビトンサージを使うがサウンドバリアで返され、ザリアが倒されてそのまま人数差で負けてしまう。
このウェーブWGSがなぜ勝てたのか、ポイントとなるのはずばり、
先にEMPで仕掛けることでウルトのアドバンテージを作る事
にある。
そもそもEMPで光彩やサウンドバリアを使わせないという判断はもう古いらしい、WGSはEMPを光彩を吐かせるためのウルトとして使ったわけだ。その後のウルト交換は常にWGS側が後に吐くことができ、体力のトレードで優位を取ることができた。
そしてそれを可能にする大きな要因は、
- ソンブラがDvaよりもウルトを早くためやすいこと
- EMPが自爆よりも使いやすいこと
にある。
同タイミングでウルトを使ったWGSのソンブラとBMのゼニヤッタのウルトゲージを見てみると一目瞭然だ。ソンブラは交戦前に裏を取ってウルトをためることもできるし乱戦中にずっとタンクを撃つことでウルトをためやすいゼニヤッタに大差をつけてEMPをためている。
そして自爆との比較だが、これはわかりやすいと思う。EMPはサポウルトどちらかで返さなければ味方はほぼ確実に倒されてしまう。だが自爆を投げられても障害物や盾を使って隠れればいいだけだ。
ちなみにこの後WGSが同じようにウルトを回して勝利している。気になる方は動画を見てみてほしい。
まとめ
今回は1マップの中の1ウェーブを取り上げて解説してみた。もちろんソンブラが出てきた理由はまだあるけれど、とりあえず今回はこのくらいで終わりにしようと思う。
ただ、どのマップでもソンブラのほうが強いってわけではないのでその辺はもう少し研究が進んでからあらためてしたい。
色々な構成が出てきているので次の記事では別のマップ、構成の話をしようかな。それではまた次の記事でお会いしましょう!