ルシゼニアナ!?新たな3サポの形 in OWL
ついにOWLが開幕しましたね、解説配信なんかもやらせていただいて充実した毎日を送っているHAYAMINです。今回はSFShockやが採用していたルシゼニアナの3サポ構成について書いていきます。
Day2の3試合目に行われたvsDallas戦でShockはルシゼニブリギッテではなく、ルシゼニアナというあまりみたことがない3サポート構成をしていた。
第一wave、Shockはハルトとブリギッテに対して阻害瓶を入れることに成功し当たり合いに勝利。
そして第二wave。AKMはShockの四人に対してEMPを入れることに成功!第一突破かと思いきや・・・
UNKOEの光彩もむなしくShockに軍配が上がる。
EMPに対して光彩をカウンターで使う必要があるが、Sleepyは今回EMPに反応することができなかった。(故意に使わなかった可能性もある)
本来EMPが4人に入って光彩も使えていないとなれば壊滅するはずが、なぜShockはこの戦闘に勝つことができたのか・・・?
・回復阻害
やはり一番の要因となるのは回復阻害だろう。4人に阻害が入ったことで、光彩が全く無意味になってしまった。
・ソンブラの弱点
AKMはEMPを使ったほんの数秒後トランスロケーターで戦線から離脱している。
EMPを使う時に最前線に出る分敵からフォーカスされやすく、このようにすぐ体力が減り戦線にとどまることができなくなる事が多い。
ソンブラが帰ったことにより前線は6v5、瞬間的にザリアも落とされているのでDallasは火力源がないに等しく、逆にShockにはナノブースト付きのザリアがいて、もうなんも無理。
その後残り1分でどうにかDallasは第一突破に成功するわけだが、なぜShockがブリギッテではなくアナを選択したのかその理由について触れていこう。
ソンブラへのカウンター
Goats構成にソンブラを取り入れるチームは少なくないが、イマイチメタと言えるレベルではない。この構成にはGoatsやDoatsと比べ、明確な弱点がある。
・前線が柔らかいこと。
Goatsは3タンクなのでダメージを3人に分散させることができ、マトリックスもあるので単純に受けられるダメージ量に差がある。よって単純に正面から当たり合いをした場合、基本的にはGoatsの方が有利なわけだ。
(よってソンブラ構成ではなるべく敵の攻撃をいなし、ハックかEMPでうまくエンゲージする必要がある。)
・阻害瓶を消すことができない事。
Goatsとソンブラ構成の違いはDvaを出すかソンブラを出すかだ。マトリックスがないので当然瓶は消される心配がないので入れやすくなる。今回第一だけ見ても計3ウェーブ決め手となったのはArchitectが投げた瓶にあった。アナを出した理由の8割はここにあり、Architectは安全な立ち位置でヒールするのではなく、敵の死角や裏を取るなどして常に瓶をいれるための立ち回りをしていた。
Shockは以上の弱点をついたわけだ。前線が柔らかいので、ハックされる前に仕掛けてしまえばこちらのもの。ザリアがバリアを使ったのを見たら後は阻害瓶を入れてフォーカスするだけ。
ちなみに普通のGoatsに対してアナは強くないので、事前のスクリムでDallasがソンブラを使ってくるとわかっていたから守りでもこんな強気なピックができたんだろう。
ソンブラに対してはとにかく先に仕掛けることが大事、けどこれはやりすぎ・・・?
今回はソンブラに対してカウンターで出してたけど、Houstonはまた違う意図でルシゼニアナを出してたからそれもいつか話すかもしれない。気になった人は毎週の解説配信に来てね!↓リンク